今回で3連覇の偉業を成し遂げたG-NETチャンプ、ロッシこと高橋博選手。今や日本を代表する、HARD ENDUROライダーです。その経歴が、トライアル国際A級であることは、もう周知の事実。無論、トライアルライダーなら誰しもできることではありません。彼なりの工夫、トレーニング、マシンセッティングの理論、努力に基づいての結果、なのです。特にトレーニング。車重やポジション、トライアル車と全く異なるマシンを確実に操作するには、かなりストイックにトレーニングをしなければ、これだけの成績は残ません。彼は多くを語りませんが、誰よりも直向きに努力を続けていることは間違いありません。
そんな彼を「盤石のキング」と言わしめるほど、完全勝利に近かったのが、2015シーズン。裏琴引でトライアル車のセンパイに勝利を譲ったものの、他大会は全て優勝。ほぼ完璧な形でシーズンを終えると、もう誰もロッシに勝てないのでは、そんな憶測が飛び交うほどの強さを見せつけました。
そうして迎えた2016シーズン。G-NET初開催の「MGS」は、高レベルのセクションが連続する中で次元の違う走りを見せつけ、唯一完走を果たします。今年もやはり盤石なのか、誰も勝てないのか。しかし次なる第2戦「斑尾」で、突然歯車にズレが。パンクとマシントラブルに見舞われ、かなりの台数に先行を許してしまい、終わってみれば10位。こんな順位のロッシを見たことがありません。続く第3戦「in広島」もパンクが原因で2位。悪い流れは続きます。
勝ち続けること。それは単に、テクニックが優れていればいい、だけではありません。その日の体のコンディション、モチベーション、故障しないマシン作り、セッティング…特に厳しいコースが連続するG-NETにおいては、その全てが揃っていなければ到底勝つことは不可能。そして、運も。失敗の無い人生がないように、勝ち続けるということは、それだけ厳しく偉大なこと、なのだと思います。
その後、2016年8月。アメリカで開催されたエキストリームレース「テネシー・ノック・アウト」へ出場。健闘しますが、非常に惜しい順位で予選通過に届きませんでした。この時も又、悪い流れは断ち切れていませんでした。セッティングに大きく不安を残した状態で、大舞台の戦いを強いられたのです。
どんなレースでも、100%完璧な状態などありません。自分に与えられた条件の中で、常にベストを尽くす。結果は残せなかったものの、世界にも通用するという手応えは掴みました。そしてこの大会が、さらに彼の経験値を押し上げてしまうことになったのです。
帰国後は、再び「盤石」の流れを取り戻したチャンプロッシ。「琴引」「四国」は、全く乱れることなく、完全勝利。終わってみれば、2016シーズンも又、ポイントに大差をつけてのシリーズ制覇、という結果となったのでした。
どこまで勝ち続けるのか。しかし、彼を狙う固定ゼッケンも又、そのスキルをかなり伸ばしてきています。TEAM BETAのチームメイトであり、同じくTKOに挑んだ和泉拓、最終戦は骨折の為不参加であったにもかかわらず、文句ナシのポイントで総合2位。そしてエルツベルグロデオ経験者の河津浩二が総合3位。元ロードレース国際A級という異色の経歴、大西実が総合5位。以上のベテラン勢も虎視眈々と総合優勝を狙っているのです。
さらにその地位を脅かすのが、次世代G-NETの山本礼人、後藤英樹。最終戦で驚異的な強さをみせた2人、来期は中野誠也も復活する予定、「サハリン組の逆襲」から目が離せません。
そして注目すべきは、ハードレース王国九州の最強チーム「BLAZEマウンテン」永原達也、清河良平の存在。山育ちのたたき上げ、荒れたコースの走破力には定評があります。
以上、強烈な面々全員が、今やロッシの首を狙っているのです。キングロッシ、連勝を続けるモチベーションは今年も続くのか。それとも、G-NETの「本能寺の変」が来るのか!いや、G-NETの「忠臣蔵」が来るのか!よくわからなくなってきましたが、とにかく2017シーズンもG-NETから目が離せません。
今季から「全日本選手権」の名称を追加、新たなカテゴリーとしてその存在感を示す新生G-NET、よろしくお願い致します。
2017 BETA RR 2T 300
アライヘルメット/IRC/DID/BRブログのビジネスラリアート/NUTEC/ダートフリーク/Tricomz /グラファイトチェーンルブの昭和貿易/テクニクス/SLICKのLUCKEY商会/チタンネジのAPS/エアモニターのPRO-TECTA/BETA MOTOR JAPAN/Moto禅/油圧クラッチキットのexcel/ちゃねスポーツ
チーム名
TEAM BETA ENJOYS
なので、とりあえずはあと2年を1つの区切りとして、全力で取り組みます。
その間に、次世代を担うヤル気あるライダーを全国各地で掘り起こし、鍛えあげ、技術や取り組み方などを伝承していきたいと思います。
Beta クロストレイナー
Beta motor japan/IRC TIRE/ストレンジモーターサイクル/JAPEX.net GAERNE/SHOEI/WAKO’S/JKdesign+products/KRAZy
日本一のHARD ENDUROライダーまで、あと一歩です。
今年こそタイトルを獲ります、応援よろしくお願いします。
この順位でしょ、もちろん狙ってましたよ(完全タナボタですけど)。それと、レース中に話かけるのも止めてもらえますか、レースに集中したいんで。えっ、逆に話しかけられた?レース中のライダーが、ギャラリーと立ち話した上に「写真も撮って」なんて、要求する訳ないでしょ。とにかく今年も頑張るんで…写真撮って!!
なんかチャライとか、口が走ってるとか言われてますけど、チャラくても速ければいいでしょ。レース中も↑の人がめっちゃメザワリなんで、今年は轢こうと思います。いや、俺まだ若いんで。しかも、マシンもSHNKOタイヤも最高に登るし、速いんで、絶対負ける気しません。口も負けません。優勝するのも時間の問題ッス。
ジミーです。写真はこまき付きですが、これでお願いしますm(̲ ̲)m。明日を夢見る44歳、BETA RR2Tに乗り換えましたが、どこでも登るんで、サイキョ~。仕事も最強のカーボン屋やってます、注文よろしくねヽ(́▽`)/
いや、よく「Tacさんのストーカー」って言われますけど、そうです。いや、違うんです、ホンネはTacさんを越えないと、もっと順位上がらないんで。日々の筋トレやって鍛えてます、体絞りますから。まずは、食後のお菓子をやめます!
あれ、美味しくて止められないんですよね。今年は一勝したいです、ブレマン最高!!。
年齢31歳。マシン名はYZ250FX。人は私のことを「セクションが無ければ最強のゴッチャン」と言ってますが、それって納得できません。確かにウィリー、ジャックナイフの見せ技しか練習してないけど、今年は「セクションも早くなったゴッチャン」って言わせますから! いや、出来れば、そう言ってもらえませんか。
去年、エンデューロIAになったんですが、G-NETにいるIAは、ロッシさんとTacさんと。そう、私、しかいませんので。もっとIAとして、尊敬して欲しいと思います。敬う、ってことです。できれば私のことは「IAキヨカワ」と呼んで下さい。今年はIAとして当然、一勝しますので。だってai(人工知能)、いやiaなんで。ブレマン最高!!。
シェルコX-Rideを操る、初固定の53歳です。固定はもちろん狙ってました、だってHARD ENDUROのステータスじゃないですか。いや、今後はもっと上の順位にも自信あります。年齢に関係なく、走れるところを見せますので、よく見てててて下さい。応援よろしくお願い致します。